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秋作アルストロメリア目揃会 冬場の温度管理徹底へ

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出荷規格を確認する生産者(11日 松本市で)

JA松本ハイランド花き部会共選部アルストロメリア専門部は10月11日、松本市のJA花きセンターで出荷最盛期を迎えた秋作アルストロメリアの目揃会を開いた。生産者12人が出席し、冬場に向けた栽培管理方法・出荷規格を確認した。
目揃会では、JA全農長野の担当者が販売情勢を説明。アルストロメリアは花もちがいいことから幅広い需要があり、夏作の販売では堅調に推移したことを伝えた。また、JAの営農指導員からは栽培管理について、10月中は日中の暑い日が続いていることから適度な換気でハウス内の温度調整に注意するほか、冬場に花が凍るのを防ぐため、いまから暖房器具の準備を進めておくことなどを呼びかけた。
同専門部の伊藤勝基専門部長は「今出荷されているアルストロメリアを見ると、天候が不安定ななか、生産者の努力により品質がそろっている。このまま松本ハイランドフラワーとして市場から信頼されるよう規格の統一を徹底していきたい」と話した。
今年は来年4月にかけて、夏作とあわせ1万7000ケース(1ケース30本)を東京、名古屋、大阪などの市場に出荷し、販売額4080万円を計画している。
アルストロメリアは、1つの株から60本~70本ほどの花を収穫し、4年間同じ株を使うことができる。JAでは、定期的に開催している販売推進会議で市場と意見を交換するなか、薄ピンク・黄・白の品種が求められていることから、次の改植時、需要にあわせて品種構成を変えていくよう指導する方針だ。