JA松本ハイランド青年部川手支部は9月29日、川手地区特産のブランドぶどう「山清路ぶどう」と新米の「コシヒカリ」、ズッキーニを同地区内の保育園3園に寄贈した。地域の園児に、地元農産物のファンになってもらおうと実施し、今年で4年目を迎える。
東筑摩郡生坂村にある生坂保育園には、青年部員とJA職員あわせて4人が訪れ、旬を迎えたシャインマスカット5房、巨峰6房、新米コシヒカリ20キロ、ズッキーニ2ケースを寄贈した。寄贈式では、低温、長雨など不安定な天候にも負けず、生産者の栽培努力のおかげでおいしい農産物になっていることを園児にもわかるように簡単な言葉で説明。また、同JAマスコットキャラクターの「ゆめピーちゃん」も登場し子どもたちから人気を集めた。園児の森山彩雲ちゃん（5）は「シャインマスカットとズッキーニが特に楽しみ。早く食べたい」と笑顔を見せた。
同支部農政部長の波場寿文さんは「米農家としては、シンプルに食べておいしいと思ってくれればうれしい。地元産農産物のおいしさを十分に味わってほしい」と話した。
同日のうちに安曇野市明科地区にある明科北保育園・明科南保育園でも同様の寄贈活動を行い、3園合計で、シャインマスカット20房、巨峰30房、新米コシヒカリ50キロ、ズッキーニ6ケースを寄贈した。