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青年部員らが活動支援 鎌を片手に稲刈りに挑戦!

青年部員に教わりながら稲をまとめる子どもたち

JA松本ハイランド青年部島立支部は9月21日、松本市島立にある島立小学校の学校田で、5年生の児童60人に稲刈りとはぜ掛けの指導を行った。「コシヒカリ」を栽培する7アールの学校田で、児童たちは鎌を片手に、青年部員に教わりながら真剣な表情で1株1株稲を刈りとった。
同校の5年生は毎年、総合的な学習の一環として、5月の田植えから約半年間、米ができる過程を学習。夏休み中も水当番など役割分担をして、米の生長を見守ってきた。同支部でも、食農教育活動として、田植えから日々の管理、稲刈りまでを一貫してサポートしてきた。
当日は、青年部員が稲の刈り方、鎌の持ち方などを説明したのち、稲刈りに挑戦。児童に「稲刈りをはじめて体験する人」の問いかけをするとほとんどの児童が手を挙げ「上手に刈れるか心配」などの声も上がったが、部員が1つ1つの手順をていねいに説明したあとは、積極的に手を動かしていた。2人1組のペアになって1株ずつ刈り取り、5株でまとめて麻ひもで束にし、はぜ掛けまで行った。なれない鎌に苦戦しながらも、「1株のなかで、取り残しが無いように切るのが難しい」「全部、上手に切れたときは気もちいい」などクラスメイトと話しながら協力して行った。
同支部の浜禅支部長は「非農家の子どもたちも多い。米作りを通して、日々食べているご飯のおいしさや残さずに食べる気持ちを持ってもらえたら嬉しい」と話し、同小学校5年生担任の丸山克也先生は「経験を通して、お米1粒1粒に込められた気持ちを大切にし『食べる』ではなく『いただく』ということを感じてほしい。手刈りの大変さを知り、毎日の食事をいただけることへの感謝の気持ちを持ってもらいたい」と期待を込めた。