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なし「幸水」目揃会を開催 出荷始まる

目揃えをする古田部長

JA松本ハイランドもも・なし部会は8月20日、波田果実集荷所や果実共選所など管内3会場でなし「幸水」の出荷目揃会を開いた。生産者約80人が各会場に集まり、出荷規格や荷造りの注意点などを確認。今年は凍霜害の影響を大きく受け、全体的に収量が減っているものの、品質は生産者の努力もあり、例年通りの高品質にしあがっている。
松本市にある波田果実集荷所には生産者25人が集まり、出荷規格の確認や出荷時の注意点などを確認。同JAの販売担当者が他産地の出荷状況や販売情勢を報告したほか、果実指導員が集荷規格表と規格にあわせたサンプルを使い形状や熟度など9項目の出荷基準を説明した。
出荷は20日から始まっており、9月中旬まで荷受けする。加工用の和なしも集荷することで、生産者の所得向上につなげる。地元をはじめ名古屋や大阪方面に約19400ケース(1ケース10キロ)を出荷する計画。「幸水」に続き、9月からは「豊水」「南水」の収穫も始まる。
同専門部波田支部の古田寛司部長は「凍霜害や雨の影響を受けて今年は生産が難しい年。自分で食べて、収穫のタイミングを見極めることで、規格に沿った良いものを出荷していきたい」と話した。