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早生りんご「つがる」集出荷規格目揃会 出荷本番に向け規格を確認

営農指導員の説明を聞く生産者

JA松本ハイランドりんご部会は松本市の今井果実共選所や波田集荷所など8会場で早生品種のりんごの「つがる」の集出荷規格目揃会を開いた。各会場に生産者が集まり、出荷規格や荷造りの注意点などを確認した。今年は4月に凍霜害があったものの、玉伸びは順調で、例年通り高品質に仕上がっている。
8月12日に松本市の今井果実共選所で開いた目揃会では、JA全農長野と同JAの販売担当者が販売情勢について報告。春の凍霜害で被害を受けた被害果の販路確保ができていることから、安心して出荷をしてもらうよう呼びかけた。また、同JAの営農指導員が規格ごとに分けた見本を示しながら大きさや着色などの出荷規格について説明。今後の注意点として着色の良好なものから適期収穫を行うことなどを呼びかけた。
同部今井支部の村山善成支部長は「春先の凍霜害での苦労もあったが、しっかりと収穫を行い、品質の良いりんごを市場に届けたい」と話し、同JAの田中均組合長は「本年も生産者のみなさんの努力により無事に出荷を迎えることができた。市場からの期待に応えられるよう、規格をしっかり確認し、高品質なりんごの出荷に努めていただきたい」と呼びかけた。
8月いっぱいをピークに9月上旬までに11万9000ケース(1ケース10キロ)を地元や東京、大阪、九州などへ出荷。販売額は3億9200万円を計画する。10月からは「シナノスイート」など中生種の出荷が始まる予定だ。