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「協同活動みらい塾」第3回講座 パネルディスカッションで地域の魅力を再発見

パネリストらの意見を真剣に聴く参加者

JA松本ハイランド夢あわせ大学「協同活動みらい塾」は8月6日、松本市のJAグリンパルで今年度3回目となる講座を開き、塾生12人が参加した。
今回の講座では「地域を元気にする仕組み」をテーマにパネルディスカッションを行った。地域おこし協力隊の説明を含め、コーディネーターに岡山大学の小松泰信名誉教授、パネリストには麻績村で農業体験や地元農産物の販売を通じて都会との交流を深める活動をしており、同JA麻績支所の担当理事を務める久保田芳永さん、地域おこし協力隊として麻績村に家族で移住し、現在は無農薬・有機栽培の農園を営む白木和真さん、現在地域おこし協力隊として筑北村で移住促進などの活動をしている大嶽美和子さんを招いた。専業農家にこだわらず、農業以外の生業ももちながら、荒廃地の活用や村の活性化に貢献する3人が、地域おこし協力隊になったきっかけや自身の経歴、地域との関わり方を紹介したのち、塾生から寄せられた「農村の貧困についてどう考えるか」「地域おこしに必要なものはなにか」などの質問に対してそれぞれ意見を出し合った。塾生は熱心にメモを取りながら聞き入っていた。
講座に参加した塾生の藤牧由佳子さんは「地域の農業を活性化するために、専業農家として大きく農業をやるだけが正解なのではなく、農業を軸にしたさまざまな取り組み方があることに気づかされた。今後の自分自身の農業への関わり方や地域おこしへの取り組み方など参考になった」と話した。