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第7期協同活動みらい塾再スタート 地域リーダー育成へ

自己紹介する入塾生

JA松本ハイランドは6月18日、「協同活動みらい塾」の入塾式を開き、第7期生27人が入塾した。同塾は、同JAが総合的な教育機構として展開している「夢あわせ大学」の6つある学部のひとつで、組織の主役である組合員を対象に協同活動の本質を伝え、協同組合意識を高めるとともに、幅広い視野でJA運動をけん引するリーダーの育成をめざしている。塾生は、各支所の支所運営委員会の推薦によって選ばれ、これまでに202人が卒塾している。昨年度は、新型コロナウイルス感染防止のため全講座を中止とし、今年度からあらためてスタートをきった。
入塾式のあいさつで同大学の田中均学長(同JA組合長)は、「農協は自助を土台とした共助の組織であり、自助努力は欠かせない。『協同活動みらい塾』を通じて協同活動の在り方を学び、明日のJA松本ハイランドを築く人材としてご活躍することを期待している」と激励。また、塾生一人ひとりが自己紹介を行い「地域・観光・農業をどのようにつなげてどう生かしていけばいいのかを知りたい」「講師や塾生のみなさんから何か一つでも自分のものにできるよう学びたい」などと同塾への期待を述べた。
入塾式のあと、第1回目の講座を実施。同JAの平沢昭久専務が「JA松本ハイランドの概況」と題して、JAが置かれている状況や、JA松本ハイランドの生産・販売実績を紹介したほか、岡山大学名誉教授で長野県農協地域開発機構研究所長も務める小松泰信氏を招いた講演を行った。
今年度は、8月末まで座学で協同活動への理解を深めるほか、新型コロナウイルスの動向を注視しながら、本来の学習スタイルであるワークショップにより、意見交換・塾生同士の交流を図っていく。また、卒塾生による6次産業化・地域おこしの取り組み紹介など1年間で全10回の講義を計画している。