メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 山形支所で支所協同活動 園児がサツマイモの定植を体験

山形支所で支所協同活動 園児がサツマイモの定植を体験

園児に定植方法を指導する古畑農家組合長会長

JA松本ハイランド山形支所は6月17日、東筑摩郡山形村にある山形保育園の畑で、年長園児54人とサツマイモの定植作業を行った。同支所の支所協同活動の一環で、園児に農業の楽しさや収穫の喜びを知ってもらおうと企画し、今年で4年目を迎える。
当日は同支所の農家組合長やJA役職員など8人が苗の植え方を指導。新型コロナウイルス対策として、密を避けるため、1クラスずつ順番に定植作業を行った。園児たちはていねいな手つきで苗を植えると、最後に「おおきくなあれ、おいしくなあれ」と声をかけ、豊作を願った。
同支所の古畑道晴農家組合長会長は「秋の収穫を楽しみに、散歩のときなどに苗が生長していく様子を観察してもらいたい。この活動を通して、育てる喜びを知り、食や農業に興味を持ってもらえたらうれしい」と話し、同園の田中はる子園長は「JAや地域の方の協力で、貴重な体験をさせてもらいありがたい。自分の手で食べ物を育てることで食への感謝の気持ちを知ってほしい」と話した。
今後は同支所と同園が協力しながら管理し、10月中旬には園児と一緒に収穫体験を行う。収穫したサツマイモは11月中旬に同園の焼き芋会や給食などで味わうほか、つるを使ってリース作りをする予定だ。