メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 凍霜害対策を要請 生産者への迅速な対応を求める

凍霜害対策を要請 生産者への迅速な対応を求める

スタンド・配送センター

小林理事に要請書を手渡す三村常務(左)

JA松本ハイランドは同JA管内で4月6日から27日の間に5度にわたって発生した低温の凍霜害に対し、迅速な対策を図るため、6月22日に長野県共済組合松塩筑支所を訪れ、要請を行った。同JAの三村晴夫常務ら4人が訪れ、管内の被害状況を説明したのち、共済の早期支払いなど3項目の対策を講じることを求め、同組合の小林弘也理事に要望書を手渡した。
4月の凍霜害による被害額は、同JA管内だけで約6億円に上る。ナシやリンゴなどを中心に被害が発生。特に和梨について、経過観察による着果状況は、品種により50%以上の減収見込みとなっており、被害は深刻だ。
被害の大きかった果樹関係の生産者らを中心に迅速な対策を行うため、(1)共済金等の早期支払い(2)損害評価にあたっては公平な実施と、被害実態に合った対応(3)次年度の果樹共済、収入保険への万全な対策を求めた。
同JA三村常務は「氷点下の時間が長時間続いたことで、被害が大きくなってしまった。特に被害の大きかった果樹は、1年に1度しか収穫することができない。農家の皆さんの生産意欲が減退しないように、迅速な対応をお願いしたい」と要望し、小林理事は「今回の被害は特に大きかったと聞いている。出来る限り要望に沿った対応で応援できるようにしていきたい」と前向きな姿勢をしめした。