JA松本ハイランド女性部新村支部の直売所グループが運営する「新村女性部直売所」が6月15日、今期の営業を松本市のJA新村支所の駐車場でスタートした。地元で採れた新鮮な野菜を地域の人たちへ届けようとはじまり、今年で14年目を迎える。
店頭には部員が旬の農産物や花、おやきなどの加工品がずらりと並んだ。開店を待ちわびた地元の人たちが大勢集まり、にぎわいを見せた。オープン記念として先着100人は花苗をプレゼント。買い物客は次々と新鮮な農産物を手に取り買い求めていた。
毎月、楽しみに利用するという買い物客は「近くに新鮮な農産物を買える場所があるのは、ありがたい。買い物だけでなく、生産者のみなさんから出来栄えや栽培のこだわりなどを聞くのを、毎月とても楽しみにしている」と話し、ハクサイやトマトなどをかごいっぱいに入れていた。同グループ代表の北原富子さんは「地域の人たちとの交流の場にもなっている。コロナ禍だが、お互いに気を付けながら、買い物も会話も楽しんでもらえたら嬉しい」と笑顔を見せた。
同直売所は11月まで、偶数月は年金支給日、奇数月は第3水曜日の午前9時30分から販売を行い、売り切れ次第終了する。