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ハウスブドウ出荷開始 デラウエアからスタート 糖度・着色ともに良好

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ブドウの品質を入念にチェックする検査員(14日 松本市で)

JA松本ハイランドは6月14日、JAが販売する果実の統一ブランド「松本ハイランドフルーツ」の先陣をきって、ハウス栽培された「デラウエア」の出荷をスタートした。JA山辺ぶどう集荷所には朝から生産者2戸がみずみずしいデラウエアを持ち込み、検査員が房ぞろいや粒の大きさ、色づきなどを入念にチェックして等級を決定した。JAのデラウエアの糖度規格は18度以上だが、計測したサンプルの糖度は20度を大幅に超え、例年どおり高品質だった。この日集荷された贈答用の2kg入り38ケースと10パック入り規格43ケースのブドウは、すべて最高級である「秀」に格付けされ、地元市場へと出荷された。
今年度は、4月に入り、低温傾向で推移したことにより生育の遅れが心配されたものの、生産者の徹底したハウス内の温度管理により順調にすすみ、平年並みの出荷スタートとなった。また、5月下旬以降、日中の気温が上昇し、昼夜の寒暖差が開いたことで糖度・着色ともに高品質に仕上がっている。
同JAぶどう部会の佐々木浩志副部会長は「昨年度は、コロナ禍での家庭需要でブドウの販売が好調だった。今年も生産者が愛情をこめて育てたぶどうを多くの消費者に味わっていただきたい」と話した。
7月中旬からは、ハウス栽培されたナイヤガラ、巨峰、ピオーネ、黄華と順次出荷し、露地の「デラウエア」は8月初旬に出荷が始まる見通しだ。JAのブドウ全体の販売計画は13億3600万円を計画している。