メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > 地元玉ねぎのおいしさ伝えたい 女性部員が育てた玉ねぎでドレッシング

地元玉ねぎのおいしさ伝えたい 女性部員が育てた玉ねぎでドレッシング

スタンド・配送センター

玉ねぎの収穫を行う上條営農部長

JA松本ハイランド女性部笹賀支部では、「地元の玉ねぎのおいしさを多くの人に伝えたい」という思いを実現しようと、同支部で「玉ねぎドレッシング」を開発・販売している。同支部員の畑を使い、協力して原材料の玉ねぎを栽培。今年は約600本(1本400ミリリットル)を製造し、7月中旬からJAの直売所などで販売する計画だ。
玉ねぎドレッシングの開発は2006年。当初は部員の一人が生産していた玉ねぎを使いドレッシングに加工していたが、「わたしたちの玉ねぎドレッシング」という思いが強まり、4年前から、支部を挙げて玉ねぎを栽培するところから始めた。販売をはじめてから16年目を迎え、地元住民からは「玉ドレ」の愛称で親しまれている。
6月9日には、畑に部員18人とJA職員があつまり、大切に育ててきた玉ねぎの収穫を行った。袋詰めや計量など、役割分担して作業をすすめ、1500キロを収穫。そのうち、60キロをドレッシング用として飯田市の加工会社に委託製造し「玉ねぎドレッシング」が完成する。残りの玉ねぎは新玉ねぎとして販売。大玉で甘みも強くおいしいとこちらも人気を集めている。
同支部で玉ねぎの栽培を中心となってすすめている、同支部営農部長の上條千佳さんは「今年は特に大玉で良質な玉ねぎが収穫できた。毎年、ドレッシングを楽しみに待ってくれている人たちがいる。ドレッシングを通して、玉ねぎのおいしさを広く伝えていくためにも、今後も継続して取り組んでいきたい」と意気込み、同JA笹賀支所の岩垂宏尚支所長は「全員が同じ目標を持って自主的に活動することで、部員同士の団結力を高めるきっかけにもなっている。JAとしても活動の後押しをしていきたい」と話した。