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野菜部会が洋菜類の目揃会を開催 目揃で出荷規格の統一を

スタンド・配送センター

見本のブロッコリーを手に規格を確認する生産者

JA松本ハイランド野菜部会は6月8日、キャベツ類・グリーンボール・ブロッコリー・カリフラワー目揃会を松本市のJA笹賀予冷庫で開催し、生産者63人が出席した。更なるブランド確立に向け、出荷規格の統一、出荷時の注意点、農産物安全安心対策などを確認した。
同部会の山本浩貴副部会長はあいさつで「出荷物の目を揃え、市場からの期待に応えることで、生産者の所得向上につながる。しっかりと規格を確認してもらい、高品質で安全安心な農産物を出荷してほしい」と呼びかけた。
目揃会では、全体会議で全農長野の担当者が販売情勢を報告したほか、JAの担当者が出荷時の注意事項や農産物安全安心確保対策、長野県GAPについて説明。コロナ禍の影響で外食産業の消費はいまだ落ち込んでいるものの、家庭消費が安定していることから、全般的には好調な販売となっていることを伝えた。特にキャベツ類やブロッコリーなどは調理のしやすさから、家庭での需要が伸びていることを報告した。
品目ごとに分かれて行った分科会では、営農指導員が見本の野菜を使って選別基準や出荷上の留意点を説明。これからの梅雨に備えて病害虫の発生防止に対する注意を促したほか、荷造り後の品質を維持するためにも、鮮度保持に注意し、素早く集荷所へ持ち込むことを呼びかけた。
同JAでは、地元や関東、関西、九州などの市場に葉洋菜類全体で、年間61億8500万円の販売額を見込んでいる。