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安曇野田んぼファンクラブ開田式 地域住民に農業への関心・理解を

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田植えを体験するファンクラブの会員(1日 安曇野市で)

JA松本ハイランド明科支所は6月1日、支所協同活動の一環として取り組みを開始し、3年目を迎える「安曇野田んぼファンクラブ」の今年の活動をスタートした。共同作業を通じて地域農業への関心・理解を醸成するのが目的。今年度は県内に住む13組30人が参加している。新型コロナウイルスの影響を考慮し、1日と6日の2日間に分けて人数を分散して行った。
1日は、安曇野市明科地区の13アールの水田で、会員やJA役職員30人がもち米「明神餅」の田植えとサツマイモの苗の定植を体験。会員は、参加組合員や女性部員、JA役職員のサポートを受けながら、慣れない手つきながらも丁寧に苗を植えていった。除草や水管理など日々の栽培管理はJA職員や協力組合員が中心となって行い、会員は除草、収穫・はぜかけ、脱穀と全4回の作業を実施する計画。10月の収穫を予定し、収穫したもち米は会員が籾米で25キロずつ持ち帰る予定だ。
松本市から今年初めて参加した会員の上岡健志さんは「農業に興味があって参加した。こういった体験で経験を積み、自分でも家庭菜園などにチャレンジしてみたい」と話し、同JA明科支所担当理事の藤原秀二さんは「地域の方々に農業を体験してもらい、食と農の大切さを知ってもらうとともに、将来農業に携わってくれる人が一人でも増えてくれたらうれしい」と話した。