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パセリほ場巡回を実施 生育状況確認し今後の栽培管理にいかす

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パセリの生育状況を確認する桐原副専門部長(左)と古畑指導員(右)

JA松本ハイランド野菜部会セルリー・パセリ専門部は4月9日、パセリの生育状況を確認しながら今後の栽培管理方法を検討しようと、同JAとJAあづみの生産者で構成する松本洋菜部会と合同のほ場巡回を実施した。営農指導員4人と同専門部役員1人がJA管内5カ所のほ場をまわり、生育状況を確認した。
圃場巡回では、生育状況や病害虫の発生などがないかをそれぞれのほ場で確認。今年度は、4月以降の寒の戻りで生育が停滞しているものの、2月下旬から3月までの気温が高く推移したことで、例年よりやや早く生育がすすんでいる。また、巡回したほ場では目立った病害虫の発生は見られなかったが、4月下旬からの気温の上昇により、発生することが懸念されるため、予防防除の必要性を再確認した。
同専門部副専門部長の桐原信さんは「コロナの影響で業務需要の低下が心配されるが、JAが販売を優位にすすめられるよう例年以上の品質に仕上げていきたい」と話し、営農指導員の古畑克也さんは「ここまで順調に生育が進んでいる。ほ場巡回で確認したことを生産者に共有するとともに、今後の指導にもいかしたい」と話した。
管内では、10月から11月に種をまく越冬パセリが多い。同JAは3市5村にまたがる広域JAで、地域ごとに生育速度が異なることから営農指導員の情報共有のためにも毎年ほ場巡回を実施している。