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アルストロメリア目揃会開催 出荷規格の統一を図る

スタンド・配送センター

出荷規格の確認を行う生産者

JA松本ハイランド花き部会共選部アルストロメリア専門部は3月31日、松本市のJA花きセンターで、出荷最盛期を迎えるアルストロメリアの出荷目揃会を開き、生産者11人が出席した。茎の太さや長さ、花蕾の数など出荷規格を確認し、統一を図ることで、松本ハイランド産花きブランド「松本ハイランドフラワー」の品質向上をめざす。
販売情勢や栽培技術についても情報の共有が行われ、JA全農長野の担当者が直近の花きの販売情勢を報告。コロナ感染拡大防止のため歓送迎会を開かない代わりに花束をプレゼントするケースが増えていることやお彼岸での需要の高まりもあり、好調な販売であることを説明した。今後は入学式等での需要も増える見込みであることから、積極的な出荷を呼びかけた。また、JAの営農指導員からは栽培管理について、例年より気温が高くなっていることから採り遅れに注意することなどを伝えた。
アルストロメリアは花持ちが非常によく、開花後に出荷する品種。1番花が散った後も、2番花、3番花が楽しめ、適切に管理することで1カ月以上飾ることができることから、冠婚葬祭やフラワーアレンジメントなど幅広い需要がある。
同センターの柳沢和幸さんは「徐々に経済活動も活発になってきており、イベントでの需要が増えてきた。また、家庭でも花を飾って楽しんでもらえるよう積極的なPR活動を行っていきたい」と話した。