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ぶどう部会第29回通常総会開催 前年度に引き続き販売額10億超え

事業報告をする横山部会長

JA松本ハイランドぶどう部会は3月16日、松本市のJAグリンパルで第29回通常総会を開き、部会の代議員やJA職員ら37人が出席した。令和2年度の事業報告や令和3年度の事業計画など全4議案を審議し、すべて可決した。
令和2年度の事業報告では、6月からの長雨から一転8月の高温により主力品目のデラウェアや大粒種に品質低下が見られたものの、適期収穫の徹底とロスの軽減に努めるなど、気象状況に応じた収穫、荷造りの指導を行ったことを説明。指導・販売が一体となり取り組んだことや、巣ごもり需要による家庭消費の増加と種なしで皮ごと食べられる品種の需要の高まりから、販売金額は11億4834万円(前年比106%)で、前年に引き続き10億円を超える好調な販売となったことを報告した。
令和3年度については、基幹品種の種無しデラウェアの10万ケース確保に向け生産および品質維持に向けた指導徹底に取り組む。また、消費者ニーズの高い皮ごと食べられる品種のシャインマスカット、ナガノパープル、黄華の生産振興による、品質向上と生産者の所得確保に向けた販売体制を構築していくことなどを確認した。
同部会の横山竜大部会長は「コロナ禍であるが、一丸となって取り組んだ結果、今年度も10億を超える販売ができた。次年度もこれまで以上の成果が出せるよう力を合わせて取り組んでいきたい」と意気込んだ。