JA松本ハイランド女性部は3月13日、松本市のJAグリンパルで第29回通常総会を開催した。感染症対策として、委任状出席を認め、代議員本人出席と委任状出席で合わせて125人が出席した。昨年11月の3JA合併にともない、松本・塩尻地区の女性部との組織統一を行ったほか、令和2年度の事業報告や令和3年度の活動方針など4議案を協議し、原案通り可決した。
議事では、今年度に行った福祉活動や地域貢献活動、自給率向上運動などを報告。新型コロナの影響により、活動の制限を余儀なくされたものの、管内小学校へのSDGsカルタ寄贈や手づくりマスクの寄贈、フードドライブ事業への協力など、支部を中心にコロナ禍に対応した積極的な活動を行ってきたことを伝えた。また、松本・塩尻・広丘の3支部が新たに加わり、部員数は1900人超に増加。「『できることからはじめよう』を合言葉に支部活動を重点とした活動をすすめます！」をスローガンとして掲げ、部員一人ひとりが主役の仲間づくりと地域に根差した活動を展開することを確認した。
磯部紀子女性部長は「昨年度はコロナ禍であったが、ソーシャルディスタンスを保ちながら活動を行うことができた。今年度もいま何ができるかを考えながら活発な女性部活動を展開していきたい」と意気込んだ。