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もも・なし部会第6回通常総会開催 生産販売体制の強化をめざす

スタンド・配送センター

拍手で議事を採択する部会員

JA松本ハイランドもも・なし部会は3月9日、松本市のJAグリンパルで第6回通常総会を開き、部会の代議員やJA役職員ら39人が出席した。令和2年度の事業報告や令和3年度の事業計画のほか、昨年11月の3JA合併にともなう部会統合など全4議案を審議し、すべて可決した。
令和2年度は4月の降霜、7月の長梅雨など気象の影響を強く受けた年であったことを説明。桃については令和元年台風や長梅雨による病害で全体の数量の減少が課題となったが、生産振興をすすめる「べにみなみ」では数量が増加したことを報告。また、梨については燃焼資材の活用により降霜の被害を最小限に抑え、その後は適期収穫指導を進め、数量確保に努めた。また、更新された新選果機での初期選果もスムーズに行われたことを確認した。販売額は、桃・ネクタリンでは6621万7000円(前年比62%)。梨では昨年の凍霜害による大幅な減収から一変し、本年は残暑も追い風となり2億2678万9000円(前年比159%)と堅調な販売となった。
令和3年度は生産販売体制のさらなる強化を図り、生産所得向上と産地銘柄向上をめざしていくことを確認。広域合併にともなう各地区の特性を生かし、各品目ともに基幹品種を中心に生産基盤強化と販売量の拡大に取り組んでいくなど、具体策を確認した。
同部会の川上一憲部会長は「安全・安心でおいしい果実の生産を行うとともに、市場が要望する生産量をめざして取り組んでいきたい」と話した。