メニュー閉じる

松本ハイランド情報

TOP > 松本ハイランド情報 > 広報 > JA松本ハイランドの出来事 > ジュース用トマト部会第29回通常総会開催 生産振興、作付面積の維持拡大をめざす

ジュース用トマト部会第29回通常総会開催 生産振興、作付面積の維持拡大をめざす

スタンド・配送センター

あいさつをする百瀬部会長

JA松本ハイランドジュース用トマト部会は3月5日、松本市のJAグリンパルで第29回通常総会を開き、部会の代議員やJA役職員ら38人が出席した。令和2年度の事業報告や令和3年度の事業計画など全4議案を審議し、すべて可決した。
近年減少傾向にある栽培面積については、契約栽培の利点をアピールしながら生産者、部会、パッカー、JAが一丸となり維持拡大に取り組んだ結果、2,590アールとなり、昨年と同等の面積確保がされたことを報告。
令和2年度の作柄については、長梅雨やその後の高温、干ばつなど気象に悩まされた年となったことを説明。日焼け果や病害の発生による品質低下などが見られたものの、栽培管理日誌の完全記帳と完全提出の徹底に取り組み、農薬の適正使用と安全安心を遵守した出荷を行った。収穫期後半にはパッカーによる出荷期間延長に対応し、販売実績は7041万8000円(前年比77.3%)となった。
令和3年度は、昨年11月の3JA合併にあたり、塩尻支部が新たに加わり部会事業に取り組む。価格安定品目として生産振興や作付面積の維持拡大に向け推進を図るともに、安全安心基準を順守した生産を行っていくことを確認した。
同部会の百瀬康司部会長は「令和3年度新たに塩尻支部が部会に加わる。協力して部会を盛り上げていきたい。また、収量確保、生産者手取り向上、新規生産者確保をめざし、生産に取り組んでいきたい」と話した。