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畜産4部会が通常総会を開催 活力ある畜産業の維持・拡大へ

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横内副組合長から表彰を受ける三村さん

JA松本ハイランドの酪農・肉牛・養豚・養鶏部会は3月4日、松本市のJAグリンパルで畜産4部会総会を開き、関係者ら38人が出席。養鶏部会は、国内で広がる鳥インフルエンザ対策として書面議決による総会とした。開会にあわせ、昨年9月に行われた「第28回JA松本ハイランド畜産共進会『肉牛枝肉の部』」の表彰式も行われ、最優秀賞に今井地区の三村勉さん、優秀賞に入山辺地区の百瀬勤さん、和田地区の桑原睦雄さんが選ばれ会場で表彰された。
百瀬勤肉牛部会長は「昨年はコロナウイルスの影響でインバウンドや外食の消費が落ち込み、大変厳しい状況になった。しかし、後退するのではなく消費者の安全・安心に向けて前進できるよう取り組んでいきましょう」とあいさつし、横内一郎副組合長は「昨年は農協直販などと連携して消費拡大運動に取り組んできた。これからも地域の人と一緒になって畜産を盛り上げていきたい」と祝辞を述べた。
合同開会式後は、各部会の通常総会も行い、2020度の事業報告や2021度の事業計画など全ての議案を可決した。肉牛部会では素牛の高相場や飼料価格の高止まりにより、厳しさが一層増しているため、導入頭数、品種の見直しや肥育期間の短縮などの取り組み、地元産牛肉の消費宣伝に努めたことを報告。品質においては和牛去勢A4以上比率が92.6%と3年連続で部会目標の80%以上を達成した。21年度の事業計画では肉牛を取り巻く情勢を的確に把握し、安定した肉牛経営のために、品質や生産性の向上による所得の確保に努め、活力ある肉牛生産基盤の維持・強化に努めていくことを確認するとともに、新たに部会目標として和牛A5以上比率70%の目標を定めた。
4部会とも役員改選があり、酪農部会は島内地区の小沢幸治さんが続投し、肉牛部会は和田地区の長谷川直史さん、養豚部会には今井地区の山本公利さん、養鶏部会には中山地区の中島昌志さんがそれぞれ部会長に選任された。