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野菜部会第1回通常総会開催 安定供給と信頼される産地の構築めざし一丸

真剣な表情で議事を審議する部会員

JA松本ハイランド野菜部会は2月25日、JAグリンパルで第1回通常総会を開催し、部会員やJA役職員ら52人が出席。令和2年度の事業報告と令和3年度の事業計画など3議案を協議し、すべて可決した。
議事では、令和2年度の経過について、年間を通じて極端な低温・高温・干ばつや降雨といった気象の影響に大きく左右され生産管理に苦悩する年であったことを説明。4月以降の気温の低下により葉洋菜類の生育が停滞し、レタス類や施設キュウリの無加温作型において出荷開始に遅れが生じた。一方で、コンテナ出荷による契約取引を底支えとした有利販売に取り組んだ結果、野菜全体で販売計画32億1183万5000円に対し、推定実績32億9426万2000円(計画対比102.5%、前年対比111.4%)と安定した実績となったことを報告した。令和3年度については、生産基盤の強化や生産・資材費のコスト削減に取り組んでいくとともに、消費者から信頼される産地の構築をめざし、部会・JA・関係機関が一丸となり安全安心な農産物の生産に努めていくことなどを確認した。
同部会の百瀬洋部会長は「安全安心で新鮮な野菜は人々の健康と暮らしには欠かせないもの。安定生産を行うことは部会として果たすべき使命と考え、コロナに負けず、部会みんなで協力し合うことで困難な時代を乗り越えていきたい」と話した。
同部会は昨年2月、葉洋菜部会と果菜部会を統合し設立。今年、第1回通常総会を迎えた。