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根菜部会第29回通常総会を開催 コロナ禍の荷動き停滞に苦戦 次年度の集荷対応強化へ

JA営農指導員からの報告に傾聴する出席者

JA松本ハイランド根菜部会は2月19日、東筑摩郡山形村のJA山形支所で第29回通常総会を開き、部会の代議員やJA役職員26人が出席した。新型コロナウイルス感染拡大対策としてアルコール消毒やマスク着用、出席人数に配慮して開催。今年度の事業報告や次年度の事業計画など5議案を協議し、すべて可決した。
議事では、令和2年度の生産・販売状況についてJAの営農指導員が説明。ナガイモは、新型コロナウイルスによる価格低迷や、大手産地の豊作傾向で市場の荷動きが停滞するなど苦戦を強いられたが、贈答需要期の早期売り込みで対策。ゴボウは、7月の長雨の影響が心配されたものの、地上部の葉・茎の生育が旺盛で、8月以降好天に恵まれたことから高品質に仕上がり、平均単価が前年比121%の1,610円で推移したことを報告した。根菜類の販売実績は推定で6億200万円(前年比92.7%)となった。また、部会員からの声をもとに、新たな組織として根菜共選所運営委員会を設立。共選所の運営や管理の検討を行い、部会・JAが一体となって集荷数量の向上に努めていくことを確認した。
同部会の瀬川久幸部会長は「新型コロナで苦しい販売がつづいた一年だった。3月からはナガイモの春掘りが始まるので、消費者のみなさんには地元のおいしいナガイモ・ゴボウをたくさん食べて、コロナに負けない免疫力をつけてほしい」と話した。