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スイカ種子発芽テストを実施 主力品目の安定生産へ

スタンド・配送センター

発芽した芽の数を数える営農指導員ら

JA松本ハイランドは12月9日、松本市の同JA園芸育苗センターでスイカ種子の発芽テストを行った。品種・培土を替えて発芽率を試験し、生産者へ技術情報を提供することで、安定生産に取り組もうと毎年行っているものだ。
全国でも有数のスイカ産地である同JA管内では、生産者が種から育苗するケースがほとんど。種子が高額であるため、事前にJAが発芽率を試験することで、生産者が種子を購入する際、数量や品種選びの指標にすることができる。また、発芽試験には種苗会社も参加することで、自社製品の品質を確認するほか、そのデータをさらなる品質向上にむけて役立てている。(今年はコロナ禍のため、県外の種苗会社は不参加)
当日は、JAの営農指導員や県内の種苗会社2社の担当者、長野県農業農村支援センターの職員あわせて9人が、11月25日にまいた種の発芽率を調査。品種・培土が異なる16個の育苗箱にそれぞれ100粒まかれた種のうち、何本の芽が出ているかを確認した。
同JA松本西部営農センターで野菜類の営農指導を担当する大月智幸係長は「試験した16組はどれも問題ない発芽率が確認できた。今後も生産者へ技術情報を発信し、産地ブランドの維持・安定生産につなげていきたい」と話した。