JA松本ハイランドは12月11日、松本市の本所グリンパルで臨時総代会を開き、書面出席、代理人出席を含め、総代662人が出席した。定款の変更や定款附属書役員選任規程の変更など5議案を審議し、原案通り可決した。
同JAの伊藤茂組合長は開会のあいさつで「11月に合併を行い、今は単に3JAが1JAとなった状態。今後、できる限り速やかにスケールメリットの創造と効率化による管理コストの低減を行っていかなければならない。農業とJAを取り巻く環境は大変な状況にあるが、『大変』は『大きく変える』チャンスでもある」と前向きな姿勢を見せた。
第一号議案では、「合併予備契約書」「合併事業計画書」に基づき、役員定数、常勤理事数、役員任期を変更。書面決議について電磁的方法による議決権行使を行うことができることも追加した。また、支所再編の経過に伴う支所名と役員推薦委員人数等を変更したほか、役員報酬総額の変更、役員退職慰労金積立規程の改正、松本支所振興積立金規程の設定について審議した。