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地域住民へ農業の楽しさを伝える

子どもに収穫方法を指導する上條支部長(6日 松本市で)

JA松本ハイランドが組合員、地域住民の協同活動への参加促進を目的に開園している体験型農園「夢あわせ農園」は、支所ごとに特色ある活動を展開している。同JA今井支所では、遊休農地を活用した食と農の共感づくりに取り組む。
同支所では、数年前から遊休農地となっていた同支所管内にある10アールのほ場を、青年部今井支部の部員やJA職員が協力し、農地に活用。今年は、10月上旬に野沢菜の種をまき、無農薬で栽培した。
12月6日、農業を身近に感じてもらうとともに収穫の喜びを知ってもらおうと、今井保育園の園児と保護者を対象に野沢菜の収穫体験を開催。コロナ感染拡大防止のため、参加者は10組20人に限定し、青年部員6人が収穫を補助。収穫と袋詰めを親子で分担するなど、協力しながら楽しんだ。参加者の三村優美さんは「野沢菜を自分で収穫する機会はなかなかない。この機会に自分で漬物にもチャレンジしてみたいと思う」と話した。
同支部の上條尚仁支部長は「子どもたちが楽しそうに収穫をすすめる姿をみて、コロナ禍の限られた活動の中、少しでも農業を身近に感じてもらえるような機会をつくれたことをうれしく思う。来年以降も、感染対策をとりながら活動を継続していきたい」と意気込んだ。