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福祉施設へ清拭布贈る 介護に役立てて

集まったタオルを裁断する会員

JA松本ハイランド助けあい組織「夢あわせの会」笹賀支部は12月3日、地域の福祉施設へ寄贈する清拭布の裁断を行った。「自分たちにできるボランティア活動をしよう」を合言葉に、平成26年から毎年清拭布の寄贈を行っている。始めた当初は会員の協力で、タオルやシーツ、Tシャツなどを集めていたが、現在は、同JAの笹賀支所に3ヵ所の回収箱を設置し、同JAの利用者や地域住民からの持ち寄りを受け付けている。
当日は、同JA笹賀支所に会員12人と支所職員が集まり、1年間あつめたタオルなどを福祉施設で使用しやすいサイズに裁断。縫い目などの不要な部分を取り除き、フェイスタオルを3等分にした程度の大きさに切りそろえ清拭用にした。例年、同JAのJAまつりでたくさんの持ち寄りがあるが、今年はコロナの影響でJAまつりが中止となったことから持ち寄りの量が少ないと心配し、積極的に会員へ声掛けを行ったところ、昨年を大きく上回る50.3キロの清拭布が集まった。
同支部の代表を務める平林きみえさんは「一人ではこんなにたくさんの清拭布を集めることはできないが、会員や地域住民など多くの人に協力してもらうことで、多くの清拭布を集めることができ、感謝している。特に今年はコロナの影響で出来るボランティア活動が制限されている中で、少しでもできることを見つけて取り組んでいきたい」と意気込む。
切り分けた清拭布は、社会福祉法人松本ハイランドが運営する「ゆめの里和田」と「ゆめの里ヘルパーステーション」、社会福祉法人ジェイエ―長野会が運営する「特別養護老人ホームうつくしの里」へ寄贈する。