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地元産「サンふじ」を鉢盛中学校へ寄贈

スタンド・配送センター

百瀬教頭(左)にリンゴを手渡す村山支部長(右)と上條部会長(右から2番目)

JA松本ハイランドりんご部会今井支部と山形果樹部会は12月4日、松本市山形村朝日村中学校組合立鉢盛中学校に同JA産のりんご「サンふじ」を寄贈した。毎年、5月の繁忙期に同中学校の2,3年生がリンゴの摘果作業を手伝い、そのお礼にプレゼントしているもの。今年はコロナの感染拡大防止のため、摘果作業の手伝いはなかったが、地元農産物のおいしさを味わってほしいとの生産者の思いから実施した。
同支部の村山善成支部長と、同部会の上條泰清部会長が中学校を訪れ、「サンふじ」13ケース(520個)を寄贈。寄贈したリンゴは、同中学校の全校生徒435人が各家庭に1つずつ持ち帰って味わった。村山支部長は「地域の自慢の農産物の味を知ってもらうとともに、栄養満点のリンゴをたくさん食べて冬を元気に過ごしてくれたらうれしい。また来年元気な笑顔を見せてほしい」と話し、同中学校の百瀬顕正教頭は「コロナの影響で児童に摘果作業を体験させてあげられなくて非常に残念に思う。来年はwithコロナを想定し、感染対策を十分にとったうえで実施できるよう検討していきたい」と話した。
同校のリンゴ摘果作業は、生徒に地域の産業である農業への理解を深めてもらうとともに、働くことの厳しさや勤労の大切さを感じてもらうことが狙い。受け入れた農家も人手がかかる作業の時期に労働力を確保できるなど、互いにメリットが大きい取り組みになっている。