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北小野SSで災害時給油訓練を実施 災害時設備導入率58%に

スタンド・配送センター

緊急用発電機の使い方を訓練する給油所スタッフ

JA松本ハイランドは、事業継続計画(BCP)の優先実施事項に、災害時のライフライン確保を基本方針として定め、平成26年から同JA管内の主要スタンドに、災害時の給油に必要な設備を計画的に導入し、使い方を学ぶための定期的な災害時対応訓練に取り組んでいる。災害対応可能な給油所では、停電時や配管の破損時にも給油することができる。同JA管内では、災害時の給油対応ができる給油所は12拠点中7拠点で、導入率は58%と県内JAでトップだ。(県下平均7%)
11月18日、北小野スタンドで給油所災害時対応訓練を行い、同JAの12拠点から17人のスタッフが参加。座学では、長野県の大災害発生時の給油所業務手順などを確認。また、実地訓練では、長野精器株式会社の指導のもと、可搬式ポンプ、緊急用発電機を使った給油方法を学んだ。訓練で学んだ内容は、参加者がそれぞれ勤務する拠点に戻り、給油所内で共有することで、災害時の対応を強化していく。
同JAの小笠原寛常務は「3JAの合併で給油所は新たに2拠点が加わった。昨年度、北小野スタンドにも緊急時の給油設備を導入した。3JAが合併し、管内が広がった今でも全域で災害時給油対応が可能となり、地域のくらしを守る体制ができていると胸を張って言える。組合員・利用者のみなさんには日ごろから安心してJAの給油所を利用していただきたい」と話した。