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松本ハイランド情報

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子どもたちに地元農産物を知ってほしい!

ゴボウのほ場で栽培管理の方法を説明する北住さん(左)とメモを取る斉藤さん(右)

JA松本ハイランドでは、松本市の学校給食センターへ地元産農産物の供給を行っている。10月15日、松本市西部学校給食センターによる産地視察を受け入れた。同センターでは松本市西部にある小中学校17校の給食を管理。献立や使用する食品の情報を発信しようと毎月数回、小中学生向けに発行する「きゅうしょくゆうびん」の内容を充実させ、地元産農産物の魅力を児童に伝える狙いだ。
当日は、同センターの栄養教諭である斉藤歩さんが同JA管内の山形地区で農産物の生産・加工を行っている㈱クリーン・ア・グリーンを訪問し、ニンジン、ゴボウのほ場で栽培管理を確認。同地区は、火山灰土によって水はけがよく、栄養がたまりやすい「団粒構造」の土であることや、地中にできる根菜類は、農薬の使用量も抑えられるなど生産面での特長を同社の担当者がていねい説明した。斉藤さんは、熱心にメモを取って話を聞きながら、児童にわかりやすく伝えられるよう写真も撮っていた。
斉藤さんは「子どもたちに食材の栄養だけではなく、農産物を生産する農家のみなさんのおかげで給食が食べられているということを知ってほしい」と話した。同社の北住佳祐さんは「地域の子どもたちに地元農産物のおいしさや魅力を知ってほしい。給食センター、生産者、JAが一体となって食育をすすめていきたい」と話した。