松本ハイランド情報
Vol.49 「長いもをすると手がかゆくなるのはなぜ?」
更新日:2014.07.18
よく知っているね。そのとおりだよ。今年も土の中では、おいしい長いもが今年もできているぞ。
長いも大すき。とろろ汁が一番すきだよ。新米といっしょに食べるとさらにおいしいよね。
でもこのまえ、お母さんといっしょに夕食をつくってね。長いもをすりおろしたら、手がかゆくなったの。夜までかゆくて大変だったけど、どうしてかゆくなるの。
長いもにはね、しゅう酸カルシウムの針状結晶というものが含まれていて、それが手に刺さって強いかゆみを起こすんだ。
何か防ぐいい方法はないの?
しゅう酸カルシウムの結晶は酸に弱くて溶けるから、皮をむいたあと、酢水に漬けたり、酢水で手を洗うとかゆみが和らぐよ。
へー。そんな方法があったのね。こんどやってみるわ。
長いもは比較的日持ちするが、生鮮野菜だから鮮度が命なんだよ。新鮮なうちに栄養満点な長いもをたっぷり食べて、これから迎える冬に備えて、丈夫な体をつくるんだよ。
はーい。
ねぇ、長いものつるが黄葉して、一面黄金色できれいだね。収穫の時期になったってことでしょ。