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松本ハイランド情報

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Vol.48 「食べものを大切にしよう」

こども:

ねぇ、家族でごはんを食べにいったら、お店に「食べ残しを減らそう 協力店」っていうステッカーが貼ってあったよ。

大人:

よく気がついたね。君が見たステッカーは、これでしょう。

こども:

そうそう。それ!

大人:

「食べ残しを減らそう県民運動」といって、飲食店などで食べ残しを減らす取り組みをしているお店に貼ってあるんだ。

こども:

わたしはいつも残さずに食べているよ。

大人:

それはいい心がけだね。しかし、いま世界では、飢えなどで亡くなってしまう人が毎日25,000人もいるといわれているんだ。そんな状況でも、日本人が食べているものは6割も外国産に頼っているんだよ。

こども:

え――――!毎日25,000人も!

大人:

そうなんだ。日本では外国から食べもの買って、余らせて捨てているんだが、世界に目を向ければ、まるで足りていないんだ。世界の人口は年々増えているし、干ばつや洪水などで農作物が採れない地域もあってね、輸出を制限している国もあるぞ。

こども:

いまよりもっと、地元の食べものを大切にしなければならないのね。

大人:

そうだよ。米や野菜などをつくってくれる家族や農家、料理をつくってくれた人への感謝の気持ちを大切に、残さず食べるように心がけるんだよ。

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