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松本ハイランド情報

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Vol.43 「おたまじゃくしはどこから来たの?」

こども:

ねえ、このまえ家族みんなで田植えをしてね、そのあと田んぼに行ったら、おたまじゃくしがいたんだ。おたまじゃくしはいったいどこから来たの?

大人:

それはね、冬の間、土の中で冬眠していたカエルが、暖かくなって目を覚まし、水が張られた田んぼでたまごを産んだからなんだ。

こども:

へえー。そのたまごはどのくらいでおたまじゃくしになるの?

大人:

数日でたまごからかえるんだ。そして徐々におたまじゃくしになるんだよ。それから1ヵ月ほどかけて、ゆっくりカエルの姿へと変わっていくんだ。みんながよく田んぼで見かける緑色のカエルは主に「ニホンアマガエル」という種類なんだ。

こども:

おたまじゃくしはどんなものを食べるの?

大人:

口にヤスリのような細かい歯があって、コケや動物の死骸などを食べるんだ。成長したアマガエルは、害虫を食べて稲を守ってくれるから農家からも歓迎されているんだよ。小さくてかわいいアマガエルだけど、皮膚には少し毒があるから、触った手で絶対に目や口をこすってはいけないぞ。

こども:

はーい。

大人:

田んぼには、カエルのほかにもいろいろな生きものがいるから、今度のぞいてみてはどうかな。