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松本ハイランド情報

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Vol.33 「きゅうりの"いぼいぼ"は、どうしてあるの?」

こども:

この前きゅうりのいぼに触ったらチクチクして痛かったけど、あの「いぼいぼ」はどうしてあるの?

大人:

きゅうりの実がまだ小さいときは、トゲが生えているんだ。これは虫や鳥などの動物に食べられないように実をまもるためだといわれているんだ。実が大きくなるとだんだんトゲの生えている部分がふくらんで、いぼになるんだよ。植物の防衛機能のひとつだね。

こども:

ふーん、きゅうりは虫や鳥などから自分の実をまもっているんだね。

大人:

そうだね。実が大きくなり種ができる前に食べられてしまうと、種がなくなって絶えてしまうからなぁ。
ちなみにきゅうりの原産地は、ヒマラヤ山麓といわれていて、中国を経て日本に伝わったと考えられているんだよ。きゅうりには水分が多くふくまれているから、河童の大好物という言い伝えもあるんだ。きゅうりを巻いたお寿司のことをかっぱ巻きというのも河童に由来しているといわれているんだよ。