松本ハイランド情報
Vol.16 「調べてみようトマトの秘密」
更新日:2014.07.15
大好きだよ!いつも丸ごとかじって食べるよ!
それでは今回はトマトについて勉強してみようか。トマトはどうして赤い色をしているのか知っているかな?
うーん、トマトの栄養に関係があるんじゃないかな・・・。
トマトが赤いのは「リコピン」という色素が含まれているからなんだ。このリコピンはトマトが熟せば熟すほど多くなるので、最初は青かったトマトが熟すにつれて赤くなるんだよ。
ふーん、そうなんだ!
トマトにはそのほかにもビタミンAやC、カリウムなど、体にいい栄養素がたくさん含まれているんだ。もう一つ質問だよ。トマトは雨が好きかな?それとも苦手かな?
うーん、トマトを食べると水分がたくさんあるから、雨が好きじゃないかな!
実はトマトは雨が苦手なんだよ!トマトはもともと南米のアンデス地方が原産といわれていて、この地方は雨が少なく、太陽にあたっている時間が長いんだ。だから雨にあたるとトマトが病気になったり、実の皮が破けたりするので、トマトは雨が苦手なんだ。トマトを栽培しているところを見ると、ビニールハウスや雨よけハウス、ガラス温室の中で栽培するものもあるんだけど、あれはトマトが雨にあたらないようにするためなんだよ。
でも、畑に雨よけをしないで、そのまま生えているトマトもあったよ?
それは「ジュース用トマト」といって、トマトジュースなどをつくるための原料なんだけど、畑の地面を這うように栽培されているんだよ。ジュース用トマトの生産量は長野県が全国で1位なんだよ。
1位!?たくさんつくっているんだねー!
そうだよ。さっきいっていたビニールハウスの中などで栽培しているのは「生食用トマト」といって、生で食べたりするトマトになるんだ。トマトは今では1年を通して食べることができるけれど、本来の旬は夏なんだ。旬のトマトをたくさん食べて、元気に夏を過ごすんだよ。

生食用トマト

ジュース用トマト
トマトは好きかい?