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松本ハイランド情報

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Vol.7 「『オーナー制度』 ってなに?」

こども:

「オーナー制度」ってどんなことをすることなの?

大人:

「オーナー制度」とは、都市在住の人や農業をしていない人が、ぶどう園やりんご園の一画を園主から借りてりんごやぶどうの木の栽培者(オーナー)になり、一年を通して栽培管理や収穫作業を自らが行うことだよ。

こども:

へー!オーナーになれば農業体験ができるんだね。

大人:

そうだよ。オーナーは農業体験を通じて、収穫の喜びや農業の楽しさなどを感じることができるんだよ。それからオーナーの木を管理する園主など地域住民との交流も深めているんだ。

こども:

オーナーって楽しそう!ぶどうやりんご以外にも「オーナー制度」はあるの?

大人:

ほかには「田んぼオーナー」もあるよ。数家族が合同で田んぼのオーナーになって、春の田植えから除草作業、秋の稲刈りまでの作業を体験するんだ。また、波田では桃のオーナー制度もあるよ。

こども:

いろんな農産物のオーナーになれるんだね。収穫したりんごやぶどうなどはどうするの?

大人:

もちろん、収穫した農産物はすべてオーナーの人たちのものだよ。自分で食べたり、親戚や知り合いに送って喜ばれているようだよ。また、「田んぼオーナー制度」では、オーナー田で収穫されたお米の一部を、飢えで苦しむアジアやアフリカの国々へ支援米として送っているんだよ。

こども:

でも、もし、収穫の前に台風などの災害でりんごやぶどう、お米が収穫できなかったらどうなるの?

大人:

心配はいらないよ。オーナーになれば、災害などで収穫できなかったり収穫量が減ってしまっても、一定量をJAが保証してくれるから安心だよ。来年の春に は、JAから各「オーナー制度」への参加募集があるから、みんなも参加して農業体験をしてみよう。自分の木や田んぼで育った農産物の味は格別だよ。

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りんごオーナー

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アルプスぶどうオーナー

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みどりの風田んぼオーナー

オーナー制度のちょっと知っ得

apple2.gif今回紹介している、田んぼやりんご、ぶどうのオーナーの他に、全国にはそば、みかん、柿といった様々な農産物のオーナ制度が存在しています。

また、水仙など、農作物以外のオーナー制度を行っている地域もあります。