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耕作放棄地を再生 園児が収穫体験

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塩原委員長(左)とサツマイモを収穫する園児(14日、長野県松本市にて)

JA松本ハイランドは、支所の理事が中心となり地域組織などと連携して課題解決を目指す「支所協同活動」を展開している。和田支所協同活動運営委員会は、「支所協同活動」として耕作放棄地の再生に着手し、5月に4アールの畑を整備、野菜苗を定植した。 
水田地帯として知られる同地区では、農地所有者の高齢化などを背景に、耕作放棄地が増加している。放棄地には、カメムシやネズミ、キツネ増加により周辺農地への被害が懸念されるほか、小規模農地に適した農機が限られることも管理を難しくする要因となっている。再生した畑の管理には、農業委員や農家組合のほか、農地管理や水路の維持・補修に取り組む「水土里(みどり)の会」も協力した。
このほど10月14日には、和田保育園の2、3歳児28人がサツマイモとコンニャクイモの収穫を体験。園児たちは掘り起こした土の中に手を入れ、大きなサツマイモを引っ張り出した。農業委員の塩原俊昭委員長は「和田地区には小規模な耕作放棄地が点在している。地域の課題と、その解決に向けた取り組みを知ってほしい。園児には畑に触れる体験を通じて農業に親しみを持ってもらえたらうれしい。今後は、地域移行が進む中学校のクラブ活動との連携も検討したい」と話し、同園の西澤朋味園長は「地域の方々に気にかけてもらい、園児たちは貴重な体験ができた。収穫の喜びをみんなで味わいたい」と話した。