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最終年の軽ットラ市が開始 20年続いた地域密着の直売所

スタンド・配送センター

農産物直売所「軽ットラ市」の様子

JA松本ハイランド女性部有志が運営する農産物直売所「軽ットラ市」が5月30日、松本市のJAグリンパル駐車場で今季の営業を開始した。地域に親しまれて今年で20年目を迎えるが、メンバーの高齢化に伴い今季限りでの営業終了を決定。最後の年の開始となったこの日は、オープンを待ちわびた多くの常連客らが訪れ、終了を惜しみながらも、部員が育てる新鮮な農産物を買い求めた。
同市は、女性部員自らの手で新鮮な農産物を消費者に届けるとともに、部員の活性化を目的にスタート。軽トラックや軽ワゴンの荷台に農産物を並べ、生産者の顔が見える対面販売を続けてきた。現在は主に10人のメンバーが活動しているが、平均年齢が上がり、毎週の準備や運搬といった負担が大きくなってきたことから、節目となる20年目の今季をもって幕を閉じることを決めた。
初日は、開店と同時に20人以上の行列ができ、荷台に並んだレタスやセロリ、フキなどの山菜、ナスの苗などが次々と売り切れた。長年通い続けているという近所の買い物客は「毎週、顔見知りになった販売員と話しながら新鮮なものが買えるので楽しみにしていた。今年で最後なんて本当に寂しい」と名残惜しそうに話した。責任者の新村悦子さんは「お客さんが待っていてくれているから頑張れた。今季で営業は終了するが、最後までメンバーと力を合わせ、感謝を込めて笑顔で新鮮な農産物を届けていきたい」と笑顔だ。
今季の営業は11月28日までの毎週土曜日。開始時刻は9月末まで午後3時半、10月からは午後3時。最終日は午後2時から開催を予定している。