松本ハイランド情報
松本駅前にて 牛乳の消費拡大イベント開催
更新日:2025.09.02

配布された牛乳を受け取る参加者
JA松本ハイランドとJA全農長野らで組織する長野県生乳生産販売委員会中信地域酪農協議会は、JR松本駅前ロータリーで、8月28日の早朝より通勤・通学の駅利用者に信州産の牛乳をPRしようと400人に配布。当活動は、令和7年8月1日より飲用・発酵乳向けの乳価が値上げになったことを受け、牛乳の更なる消費拡大と酪農に関する理解醸成を目的に開催した。
酪農家は飼料や資材、水道光熱費や人件費、集乳に関わる運賃などの増嵩にある。また、生産者の高齢化や担い手不足から生産量が縮小傾向にあり、地元産の牛乳は貴重である。消費者もさまざまな生活資材が高騰しているが、乳価高騰に対して理解をいただき、消費していくことで県下の酪農家の応援につながることを呼びかけた。
参加者は「牛乳が好きで良く飲んでいる。県下の酪農家が減っていることは知らなかった」や「子どもの成長に欠かせない。値上がりしても飲み続けて行きたい」と笑顔で受け取った。