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命に感謝をこめて 畜産の発展と家畜の供養を

日頃の感謝と鎮魂の意を込め供養する参列者

JA松本ハイランドは11月5日、松本市のJAグリンパルに建つ畜魂碑前で畜魂祭を開いた。畜産関係の生産部会役員やJA役職員ら22人が参列。家畜に対する日頃の感謝と鎮魂の意を込め、神事を執り行った。
畜魂祭は、畜魂碑が建立された昭和48年から毎年欠かさず実施し、今年で51年目を迎える歴史ある神事。木曽御嶽本教の福沢伸起宮司が催事を行い、家畜の御霊を供養し畜産業の発展と安全を祈願した。畜産農家の代表者ら、JA役職員がそれぞれ玉串を奉奠。家畜の霊に感謝し冥福を祈った。
同JA肉牛部会の三村勉部会長はあいさつで「畜産業は飼料価格高騰など厳しい状況ではあるが、家畜たちへ感謝し、今後も消費者へ安心・安全な畜産物を届けたい」と述べた。