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実りの秋に感謝を米(こめ)て 青年部が児童に収穫指導

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協力しながら稲を刈る児童たち

JA松本ハイランド青年部島立支部は9月10日、松本市立島立小学校5年生児童47人に、稲刈りとはぜ掛けを指導。学校近くの約7アールの学校田で5月に植えた「コシヒカリ」を手刈りで収穫した。
児童たちは青年部員から「刈る際には指を切らないよう気を付ける」「刈り取った稲は下から約15センチの位置で力いっぱい縛る」など刈り取りの注意点などを教わり、鎌を手に取り一斉に刈り進めた。その後は二人一組になり、刈り取った稲を数束ずつひもで束ね、はぜ掛けを行った。
児童たちは「手刈りはたいへんだったけれど、みんなで稲刈りしたらあっという間だった」と笑顔で話した。
同支部の横内一志支部長は「猛暑日のもと汗をかきながら懸命に稲を刈り進めるようすに感動した。母校でもある同校の子どもたちにこれからもこの活動を通じて食べ物の大切さを伝えていきたい」と意気込んだ。
同校5年生担任の野村仁教諭は「しろかきから始まり、みなさんにすばらしいサポートをいただきながら今日ようやく収穫を迎えることができた。この活動を通じて『生きることは食べること』を改めて考えるいい機会だった」と話した。
11月には収穫した新米を炊き上げ、味わう予定だ。同支部では食育活動の一環として同活動のほか、同支所管内保育園への農産物寄贈などを積極的に行っている。