松本ハイランド情報
山辺ぶどう出荷所 露地デラウェア目揃会
更新日:2024.08.19

ぶどうの出荷規格を確認する生産者(27日、長野県松本市で)
JA松本ハイランドぶどう部会は7月27日、管内4会場で露地栽培「デラウェア」の目揃会を開き、集荷スタートに向けて規格を確認した。今年は日照量が多く雨が少ないことから着色が早く進み、色づきがよく糖度も高く、高品質に仕上がっている。
上條滿常務はあいさつで「今年は春の凍霜害がなく順調に生育しているので、前年の生産量を上回ることを期待している。猛暑が続いているが、このまま順調に収穫できるよう1人ひとりの体調管理にも留意してほしい」と話した。
松本市の山辺ぶどう集荷所では、生産者が多いことから毎年二部制で行っており、第一回目の今回は約100人の生産者が集まった。会場では、同JA営農指導員が見本のぶどうを使って粒ぞろいや着色、猛暑による日焼けや萎びの注意など、11種類の規格内容を確認。また、異物混入が起きないよう注意喚起した。8月1日から出荷を開始している同JA産のデラウェアは市場からの引き合いが強く、市場需要の多いお盆前後に最も需要が高まる。今年は同JA管内全体で265戸の農家が27ヘクタールのほ場で67,000ケース(1ケース4キロ)計画している。