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中生種りんごいよいよスタート 最盛期にむけ規格を確認

見本を手に取り出荷規格を確認する生産者(20日 長野県松本市で)

JA松本ハイランドりんご部会は9月20日から22日にかけて、出荷最盛期を前に「シナノスイート」や「秋映」を中心とした中生種りんごの目揃会を管内7会場で開いた。梅雨明け以降の高温で着色はやや遅れ気味ではあるものの、雨が少なかったことから糖度がのり、高品質なりんごに仕上がっている。
松本市の今井果実共選所で開いた目揃会には生産者約80人が出席。同JAの販売担当者が販売情勢を伝えたほか、営農指導員が規格ごとに分けた見本のりんごを示しながら、大きさや熟度など12項目の選別基準について説明。今後は着色管理の徹底や収穫の際にはゲージを使って大きさの規格を確認することなどを呼びかけた。
同部会の野村拓部会長は「丹精込めて育ててきたりんごがいよいよ出荷の時期を迎える。これから色ものり、おいしいりんごをお届けするので消費者のみなさんにはぜひ味わってほしい」と話した。
同JAでは早生種「つがる」に続き、中生種主力の「シナノスイート」、「秋映」、「シナノゴールド」で11万7000ケース(1ケース10キロ)を地元や中京、関西、九州などの市場を中心に10月下旬まで出荷する計画。11月上旬からは同JA産りんごの主力「サンふじ」の出荷が始まる予定だ。