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夏の主役が登場! ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」初選果

共選所に持ち込まれたすいか(12日、長野県松本市で)

JA松本ハイランドは6月12日、ハウス栽培の「JA松本ハイランドすいか」が出荷をスタートした。今年は定植以降、低温や昼夜の温度格差が大きく生育の遅れが心配されたが、生産者のたゆまぬ努力により、例年並みの出荷開始となった。
当日試し切りしたすいかの中心糖度は12.2度と十分な甘さがあり、「JA松本ハイランドすいか」の特徴である大玉で糖度が高く、実の締まった「シャリッ」とした食感の高品質な出来栄えだ。
初日は3戸の生産者が約1,400玉を松本市波田の同JAすいか共選所へ持ち込んだ。検査員が傷の有無などを目視で検査したあと、昨年更新された最新設備の選果機で選果をスタートした。内部品質センサーで糖度や熟度、空洞を選別して格付けを行った。持ち込まれたすいかは同JA直営の農産物直売所「ファーマーズガーデン」や「畑の彩り館きろろ」「新鮮市場ききょう」のほか、地元量販店などへ出荷する。
同JAすいか部会の百瀬賢成部会長は「今年もハウスすいかの出荷がスタートした。生産者が丹精込めてつくった努力の賜物なので、ぜひおいしいすいかを食べて暑い夏を乗り切ってほしい」と話した。
ハウスすいかの出荷は6月下旬ごろまで行われ、露地すいかは7月上旬に出荷が始まる予定で、7月下旬から8月中旬にピークをむかえる。「JA松本ハイランドすいか」は大玉で糖度が高く、実の締まった「シャリッ」とした歯応えが特徴。標高600~800メートルの火山灰土が蓄積する、水はけの良い限定された土壌で栽培し、松本市波田地区を中心に、和田・新村・今井地区と山形村で生産されている。今年はハウス、露地全体で、生産農家210戸が約211ヘクタール栽培。出荷目標は83万ケース、販売高は25億円を計画している。