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農に触れる機会を 島立小学校3年児童キュウリ定植

真剣に苗を植える児童(17日、長野県松本市にて)

JA松本ハイランド島立支部青年部は5月17日、松本市の島立小学校3年生の児童49人にキュウリ苗の定植を指導した。同校では毎年3年生の総合的な学習の時間で島立地区の特産品であるキュウリを同校のグラウンド脇にある畑で育てている。今年は56本のキュウリ苗を植えた。
同支部の部員3人が、定植時に苗の枝を折らないように気を付けて行うことや植えた後はかぶせた土を軽く抑えることなどを指導。児童たちは、ポットの大きさを確認しながら少しずつ穴をあけ、苗を植え付けた。その後、必要な水の量を部員に確認し、丁寧に水をあげた。
同支部の横内一志支部長は「この活動を始めて6年目になる。島立地区の特産品であるキュウリを育てる上で、自分たちの住んでいる地区で何を作っているのかを学び、また美味しく育ったキュウリをたくさん食べてほしい」と話し、同校の矢口貴子教諭は、「3年生は、家族の農作業や家庭菜園を手伝った経験のある児童が多い。児童たちは自分の力で最後までキュウリを育てあげたいと意気込んでいる」と話した。
今後は、児童が毎日水をあげ、キュウリを育てていく。夏休み前に収穫し、それぞれの家庭に持ち帰って食べる予定だ。