松本ハイランド情報
手描きの絵柄がくっきり 絵入りリンゴ収穫に笑顔
更新日:2022.10.28

絵入りリンゴの出来栄えに笑顔を見せる園児と三村支部長
JA松本ハイランド青年部今井支部は10月24日、今井保育園の園児と絵入りリンゴの収穫を行った。果樹栽培が盛んな今井地区に住む子どもたちに、地元の農業に親しみをもってもらおうと、食育活動の一環として今年初めて企画したものだ。9月上旬、着色前のリンゴに手描きした絵や文字の透明なシールを貼りつける作業を行い、リンゴの色づきを待って収穫した。
当日は年長・年中園児あわせて35人が、部員11人と収穫を体験。自分がシールを貼ったリンゴを探しあてると、部員たちに教わりながらリンゴをていねいに木からもぎとって収穫。シールをはがすと、赤く色づいた実に白い絵柄がくっきりと浮かび上がり、園児たちからは「きれいにできた!」「かわいいリンゴになったよ」と歓声があがった。
同支部の三村隆幸支部長は「地元ならではの体験として、子どもたちの記憶に残ってくれたらうれしい。初めての取り組みだったが、子どもたちに収穫を楽しんでもらうことができたので、来年以降も継続していきたい」と話した。