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地域を農の輪でつなぐ 児童たちと食の大切さを学ぶ

ていねいにサツマイモを掘る児童

JA松本ハイランド明科支所は10月4日、安曇野市明科のほ場で「安曇野田んぼファンクラブ稲刈り・はぜ掛け・サツマイモ掘り」を行った。インターナショナルスクール島内キャンパスの園児や会員、JA役職員など合わせて50人が参加した。
安曇野田んぼファンクラブでは6月の田植え、サツマイモ苗定植から始まり、同収穫体験を含めて全3回の農作業工程を体験。栽培から収穫までを実際に体験することで、地域農業の魅力を発信するとともに、理解を深めてもらうことが目的だ。
収穫体験では、園児たちが会員からサツマイモの掘り方の指導をうけた後、一列に並び一斉に収穫を開始。用意したバケツいっぱいにサツマイモを積み上げた。また、隣の10アールの田んぼでは会員とJA役職員が手刈りと機械刈りで稲刈りを行い、園児たちははぜ掛けを手伝った。収穫したサツマイモは一人一本ずつ持ちかえった。
園児たちは「長~いサツマイモが採れたよ!」「前に手で植えた稲がすごく大きくなっててびっくりした~」と笑顔を見せた。同スクールの小笠原たえ子先生は「園児たちは道中のバスの中でどう育っているか話をしながら楽しみにしていた。食育につながる活動ですので、これからも続けていってほしい」と話した。
同JA明科支所北野元晴支所長は「田植えから収穫までワンストップで体験してもらうことで収穫のよろこびを味わってほしい。園児たちには将来、ふとした時にこの活動のことを思い出し、食べ物の大切さを改めて感じてもらえればうれしい」と期待を込めた。