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地元の農業に親しんでほしい 絵入りリンゴ作りに初挑戦

園児にシールの貼り方を指導する青年部員

JA松本ハイランド青年部今井支部は9月9日、今井保育園の園児を招き、絵入りリンゴ作りを行った。絵入りリンゴはまだ着色していないリンゴに、字や絵を描いた透明なシールを貼ることで、色づいたときに字や絵を描いた部分だけが着色せずに白く残り、絵をつけることができるというもの。果樹栽培が盛んな今井地区に住む子どもたちに、地元の農業に親しみをもってもらおうと、今年初めて企画した。
当日は年中・年長園児あわせて35人が参加し、青年部員の指導のもと、絵入りリンゴをつくるためのシール貼りを行った。園児たちは各自思い思いの文字や絵を描いた透明なシールを1人4枚ずつ用意。実が落ちてしまわないよう気をつけながら、まだ着色していないリンゴの表面にていねいな手つきでシールを貼りつけ、「じょうずに絵ができるといいな」「おいしいリンゴになってほしいな」と願いを込めた。
同支部の三村隆幸支部長は「果樹栽培が盛んな地区ならではの活動として、子どもたちに楽しんでもらうことができてよかった。この活動を通して地元の農業のことを知り、親しんでもらえたらうれしい」と話し、同園の上村元子園長は「絵入りリンゴ作りは子どもたちも初めての体験。自分の手で作業を行うことで、農業や食の大切さを知る貴重な機会となると思うので、ありがたい」と話した。
シールの貼りつけを行ったリンゴは色づきを待ち、10月下旬に再び園児を招いて収穫体験を行う予定だ。