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子どもたちがのびのびと過ごせる場所を 2022年度神林親子夢あわせ農園開園

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種芋の植え付けを行う参加者(17日 松本市にて)

JA松本ハイランド神林支所は4月17日、松本市神林地区の畑で、2022年度の「神林親子夢あわせ農園」の活動を開始した。同地区の親子やJA女性部員、職員計13人が参加し、じゃがいもの植え付けをした。
同農園は日常において農業に触れることが少ない子どもたちに、食と農の大切さや保育園や学校以外でこども達が集うコミュニティを作りたい、と地元の母親たちが集まって活動を始めた。同支所では、支所協同活動の一環として活動をサポートし、今年で5年目を迎える。
参加者は、畑に等間隔に種芋を置いていき、じゃがいもの植え付けを行った。同JAの営農指導員より「長靴の幅にあわせて種芋を等間隔に植えましょう」とアドバイス。参加者は協力しあいながら、一つひとつ丁寧に置き、土をかぶせていった。
同農園発起人の塩原幸子さんは「昨今はコロナ禍で学校等の行事も開催されず、子どもたちが我慢することが多くなっているが、畑にいるときは友達とのびのびと過ごしてほしい。活動をほかのお母さんたちにもぜひ知ってもらいたい」と話した。
今後は子どもたちからリクエストがあったスイカや枝豆の他、毎年恒例となっているポップコーン用トウモロコシを使った迷路作りを行う。また、今年から畑の一画にコキアを植え収穫後、手づくりのほうき作りをおこなうなど新たな取り組みにも挑戦する予定だ。
同JAでは、組合員や地域住民を中心とした多面的な協同活動の実践に向け、2017年から体験型農園「夢あわせ農園」を支所を拠点に開園している。農作業を通じて収穫の喜びや農家の苦労を伝えることで食と農への共感を醸成し、農業の大切さや、協同活動の楽しさを地域に広げている。