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令和3年度下期支援授与式 親元就農を後押し

スタンド・配送センター

田中組合長から支援金を受け取る本木さん(右)

JA松本ハイランドは、親元に就農する若手農業者が安心して農業に取り組むことができるよう、JA独自の支援策として「農業後継者支援事業」を展開している。令和元年度からの3ヵ年で1200万円の予算を計上。就農関連資金や生活資金のほか、結婚お祝い金や大型免許取得支援など多面的に支援を行ってきた。事業設立当初、新規就農者へは手厚い公的支援がある一方で、親元就農者に対する支援が少ないことから、就農意欲のある後継者を後押ししようと平成29年にスタートした。これまでに30人が支援を受け、地域農業の担い手として活躍している。
2月22日、松本市のJAグリンパルで令和3年度下期支援金授与式を開き、常勤役員や事業申請者ら13人が出席。同JAの田中均組合長が、事業申請者の4人に支援金を手渡した。田中組合長は「自分の目指す農業に向けて取り組んでいってもらうとともに、みなさんの地域での活躍を期待している」と鼓舞し、令和2年3月に就農した本木一麻さんは「堅実に知識と経験を積んで、地域に貢献できる農家を目指したい。また、農業の魅力を情報発信することで、農業に興味を持つ若者を増やしていきたい」と意気込んだ。
同JAでは、次年度から始まる令和にじプラン中期3ヵ年(2022-2024)計画で取り組む「夢づくりサポート事業」の10項目ある支援策の1つとして、今後も継続して支援を行う。